楽天市場送料無料バー導入へ

楽天の送料無料化問題について

楽天市場は国内最大級のECモールで、売上高も伸ばしている。
楽天は各店舗での送料のばらつきがあったり、合計金額がわかりにくかったり
消費者側からしたら改善してほしいことがいくつかある。

自分も何回か楽天市場を使用したことあるが
amazonに慣れていたので
非常に画面がみにくく、合計金額がいくらなのかも、送料込みの金額なのかも
よくわからないことだらけで少し疲れるなといった印象だった。
だから、基本的にamazonから購入している。

商品の内容を閲覧できるまでに、いらない情報をスクロールしていく必要がある
その点、amazonはかなり見やすいデザインである

一つの商品は基本的に一つのカタログしかない
そのカタログに飛ぶと、出品者、販売価格などかなりみやすいことがわかる

 

 

 

楽天はこのようにいくつかの問題があり、まずは合計金額をわかりやすくするために
送料無料バーを設定して、全店の統一化を行う。(2020年に実施予定)

楽天市場の各店舗で一度に3980円以上のお買い物をすると送料無料になるという

この全店共通ルール導入発表で、反対を訴えたのが出店者らだ。
そして、その出店者らによる楽天ユニオンという団体もうまれた
楽天ユニオンとは、楽天側が店舗側に課した厳しいルールの廃止、緩和を目的とした出店者らによる組合である

楽天と楽天市場に出店している店舗側で今も対立が続いている

楽天ユニオンからの依頼を受け、正式に公正取引委員会も楽天側に調査を行った。
強い市場支配力を背景に取引先に不当に不利益を押しつけている可能性があるとされている。

公正取引委員会楽天を調査

 

導入後における出店側と消費者側の不都合

確かに、送料込みの金額だとすぐ合計金額がすぐわかる上に、送料を払いたくないという
消費者にとってはいいことかもしれない。
しかし、見えてくるものはもっと別のものになりそうだ

まず、送料は無料にできないこと。
なぜかというと、運送屋も商売なので、無料で荷物をお客さんの手元まで届けてはくれないから。
送料を払うのは誰かって話しで
楽天は今回、合計金額3980円以上は送料は店出店者側で負担してね
という決定をした。

となると、出店側は送料を商品代にいれることになるだろう

このように、販売価格のみしか把握できない消費者にとって
損する可能性も出てくるわけだ

 

出店側が販売価格に送料をいれることをもっと詳しくいうと
例えば四国の出店者で発送は四国から発送することになる
冬ものの商品を取り扱ってることから
北海道や東北のお客様が多い店舗があるとする
そうすると少し高めに送料を商品代に上乗せすると思いません?

でも、ECモールでは誰でもどこでも買うことができる
同じ四国の人が買ったらどう思います?

東北、北海道までの送料を含んだ商品を買うことになり

実は消費者にとっても損をする可能性がある

  • (店舗側)送料を負担せざるおえない場合がある
  • (消費者側)販売価格しかしれないため、送料として支払ってる金額を知れない、2重で支払う可能性がある

楽天ユニオンの誕生

楽天ユニオンは楽天の運営改善を求め、出店者らが立ち上げた組合

主に以下のことの改善、廃止などをもとめている

  • 違反点数制度・罰金制度
  • 楽天ペイの使用
  • アフィリエイト1%→から最大8%
  • 送料無料バー導入

楽天が出店者らに厳しいルール変更などを行ったのは今回の送料無料化だけではなかった
楽天ユニオンが誕生したのは過去の制度導入に不満、不信感を持っていた出店者らが
今回の送料無料化問題を受けて、自然とできた組合だという。

楽天の送料無料化問題で思うこと

まず、楽天とamazonで大きなビジネスモデルの違いがある
amazonにも同様出品者がいるわけだが、出品者の多くはamazonが提供する
巨大倉庫(FBA)を利用して、販売している方が多い。

FBAにある出品者の商品に、消費者から注文が入ると
amazonが梱包と発送を代行してくれる

楽天はamazonのFBAのような巨大倉庫はなく、在庫は出店者がの店舗で保管、注文が入って梱包、発送するのも
出店者である
よって、出店場所、消費者の住所との距離によって
送料というのがことなってくる
また、配送業者と特約を結んでる出店者の中でも、送料の違いは多少なりともある

つまり、出店場所や出店者と配送業者との特約料金で各店舗で送料の差がでてくる

楽天の弱みは
amazonでいうFBAのようなサービスを出店者側に提供できないこと。

これを解消するために
楽天スーパーロジティクス(amazonでいうFBA)を構想中ではあるが、まだ完全な状態とはいえない。

このような、物流のインフラが整ってから
送料バーを設ける必要があるのではないか

いまの状態では、独占禁止法(優先的地位の濫用)にあってしまい、当たらなくとも出店者の退店につながり
物のバラエティーさがなくなり消費者の購買意欲もなくなるのでは?

amazon.co.jpはこの問題をどのように思っているのかな・・・・